子育て

3歳で盲腸に!その症状は?発見が難しく診断が遅れ腹膜炎も【体験談】

普段元気な子が、いきなり体調をくずし手術や入院!となると、

どんな親御さんでも慌てますよね。。

今回は、私の長女が3歳のときに「急性虫垂炎(盲腸)」で緊急手術&緊急入院した際の体験談をご紹介します。(2017年10月のお話です。)

下の子はまだ1歳になっておらず、夫は海外出張で不在の状況で起こったので、本当に本当に大変でした…涙

この記事は「小さな子どもが盲腸になったときの一例として」どなたかのお役に立てばと思い書きました。

子どもが「盲腸」かもしれないサイン


・「腹痛」の程度がひどい(例:歩けない、グッタリしてる)
・「発熱」「嘔吐」「吐き気」(症状が出ない人もます)
・解熱剤飲んでも熱がさがらない
・吐ききっても吐き気・腹痛がおさまらない→胃腸炎ではなさそう

3歳の子どもが盲腸(急性虫垂炎)で緊急手術&入院!

それはある日突然始まりました。

金曜PM21:30 寝てる間、急に嘔吐が始まり一晩中吐き気が続く

日中は保育園で元気に過ごし、体調はいつも通りでした。

寝る前になって急に「おなか痛い~><」と。

大便の前に「おなか痛い」ということが多いので、トイレへ行くように促す。

排便あり、よかったね^^とそのまま20:30就寝。。

夜21:30急に嘔吐が始まる(本人は寝たまま;)

吐いて吐いて胃の中の物を全部出しきっても、吐き気が治らないので、自宅にあった吐き気止めの薬を使いなんとか3-4時間眠る。

土曜AM:かかりつけ医で「胃腸炎」と診断

朝食も取れず、近所のかかりつけ医を受診することに。

発熱なく嘔吐の症状のみなので、「胃腸炎」じゃないかと。

胃腸薬をもらい様子を見る。

お昼にお粥を少し食べるも、、3時間後また全部嘔吐。

土曜PM:発熱・腹痛治まらず救急センターへ

夕方になって38℃まで発熱、腹痛も治らず救急センターに急いで行く。

腹痛で歩けないほどに><。

血液検査で炎症反応があり、もしかすると盲腸かもしれないと。

先生に「点滴して抗生物質飲んでお家で様子見る?」と。

「盲腸かどうか検査できないか?」きくと、市立中央病院にいかないできないと。

どうしても検査したい」と無理を言って(できるだけ一次救急でカバーしたい様子で、電話で受け入れ可能か確認を取るのも申し訳なさそうな様子)紹介状を書いてもらう。

そのまま車で市立中央病院に向かう。

土曜PM21:00:市立中央病院到着→「胃腸炎」の一点張り

21:00過ぎ市立中央病院到着。

男性の当直医(小児科の部長さん、と後で知る)「3歳で盲腸の可能性は低いですよ」と初めから否定的な態度。。

問診、レントゲンだけとって、やっぱり胃腸炎じゃないかと。。

私:「レントゲンで盲腸がわかるんですか?」

当直医:「わからないが、エコー検査は平日しかできないから、月曜にまた来て下さい」

私:「相当痛がってるので、月曜まで2日も待てません。盲腸かどうか今すぐ検査する方法はないのですか?」

当直医:「絶対わかるとは限らないけど、CT撮りますか?」

私:「(最初から撮ってくれればいいのに!と怒りを抑えつつ)お願いします!!!」

CT撮影…

当直医:「腸全体が腫れてる感じはあるが盲腸ではないと思う、薬出すのでまた月曜に…」

とそのまま返そうとするので、

:「いやいや、こんなにグッタリしてるのに何もせずに自宅に帰されても困ります!」

と訴え、丸一日食事&水分補給が思うようにできていないので、救急センターでは点滴してもらえるはずだったことを伝える。

当直医:「必要ないと思うがご希望であれば…」

点滴を開始…2時間半、点滴が終わるのを待って深夜1:00ようやく病院を出る。

点滴で少し元気になった長女、帰りの車でウトウト。。

私もお医者さんが「盲腸じゃないだろう」と言うのだから、「胃腸炎」なのかなぁ…と少し思ってみたり。

家に到着。熱が38度8分もあったので、解熱剤いれお布団へ…

日曜AM:解熱剤を使っても熱が下がらず、腹痛が増す様子

早朝、心配そうな顔でパパ海外出張へ行ってしまう><。(←ここまでに「盲腸」とわかっていれば残ってくれたと思うけど、お医者さんが「胃腸炎」だろう、という言葉を信じて出発しました。)

朝になっても熱下がらず、お腹の痛みで眠れなかった様子

吐き気どめの効果もあってか起床後、水分補給は少しずつ出来るように

10:00、再び解熱剤を使うも熱38℃台から一向に下がらず

ますますお腹の痛みは強くなる様子。

北海道の姉(元看護師、休職中)にTELで相談。病院に電話した方が良いとアドバイス受けてる最中に病院から電話あり

昨晩の当直医:「CTに詳しい先生に確認して貰ったら、盲腸の所見あり、申し訳ないが再度病院に来て欲しい」と。

やっぱり~!!!という怒りよりも、1秒でも早く病院に連れて行かねばと、入院に必要な簡単な物をバッグにつめこんで即出発。

姉にヘルプ要請(北海道→静岡まで来てくださいまし~m(_ _)m)

日曜PM13:00 再度、市立中央病院へ

13:00急いで病院へ行ったにもかかわらず、救急車が次から次へと到着し待合室は患者でいっぱいな状態。。

入口の外で待たされること1時間以上。。

長女は、丸1日以上ご飯食べてなく腹痛と発熱でグッタリ。。

次女(当時11か月)は、続々と到着する救急車に興奮し、いつもお昼寝している時間にも関わらず全く寝ず。。ずっとおんぶされていて身動き取れず段々不機嫌になって泣く泣く。。

14:30、やっと呼ばれ、再度採血、問診。

昨日とは違う先生で、やっぱり盲腸の可能性高くお腹の張りから、盲腸が破れてる可能性も高いと。。

ここでは小児外科の手術ができないから、県立こども病院に行って欲しいと。

大きな病院でも小児外科がないと盲腸の手術はできません;

16:15、紹介状と検査データが出来上がり、高速飛ばして30分、県立こども病院へ。

日曜PM16:45 県立こども病院に到着

16:45、こども病院に到着、受付を済ます。

他に急患おらず、看護士さん3人、ドクター3人が手早く問診、造影剤使ったCT検査を行う。

結果、盲腸辺りの炎症がひどく、穴があいて膿が漏れ出している(腹膜炎)可能性も高いこと、同時になんと肺炎も併発していてると。

若いイケメン小児科医の先生が「肺炎も併発しているので、手術中の麻酔リスクは高いが、それでもオペした方がよいだろう」とのこと。

オペの仕方や術中・術後に起こりうるリスクなど、分かり易く丁寧に説明して下さる。

手術の同意書にサイン(人生初)。

日曜PM19:00 緊急オペ開始→緊急入院

18:00病棟へ移動。

麻酔科の先生が来て手術の流れ、炎症が強いので硬膜外麻酔は使えないなどの説明を受け、同意書にサイン。

19:00オペ室へ移動。緊急オペスタート

手術中、患者家族待合いスペースで次女と軽く晩御飯をすます。

約一時間半の手術時間。。

きっと一人だったら不安で長く感じたんだろうけど、次女にご飯食べさせたり、授乳したりしていたら、あっという間に過ぎる。

20:45オペ無事終了。若いイケメン執刀医の先生が、摘出した盲腸を持ってきて見せてくれる。5-6cmくらいのひも状で、「ここが穴があいちゃった部分だよ~ペラペラでしょ?」と軽い感じの説明に、さすがプロだなぁ(何件も手術している余裕)と感心。

21:30オペ室から出てくる。長女、既に目が覚めていてびっくり。人工呼吸機が外せた(オペ前に、肺炎を併発しているので、手術中に症状が悪化するとしばらく外せなくなるかも、との説明を受けていた)のでICUではなく一般病棟へ入院することに

22:00北海道から姉到着。

姉よ~感謝してもしきれない☆

小学生以下の子どもは小児病棟に入れないため、姉に次女を抱っこしてもらって、長女のいる病室へ。

手術用麻薬の影響でうつらうつらしつつも、酸素カバーを指して「いつ取れるの?」と不満気に文句いう(笑)大丈夫だなこりゃと安心する。

なんと県立こども病院は「親の付き添いが不要」な病院だったので、無事手術を終えた長女を置いて3人で帰宅。

10日間入院して無事退院!

術後の経過は良好で、結果10日で退院。

「肺炎」「腹膜炎」を併発していたので、術後に肺炎がひどくなったり、取り切れなかった膿があった場合、入院は長引く(数週間~1か月程度)可能性もあると説明を受けていました。

が、結果どちらも起こらず、長女は日に日に回復し、10日間の入院で済みました。

「肺炎」の併発や「腹膜炎」まで重症化していない場合は、最短5日~1週間程度が盲腸で必要な入院期間と言われています。

「肺炎」で咳をしていたので、病室内隔離で出られず、看護師さんにおもちゃを取ってきてもらって遊んでました(看護師さん急がしいのにごめんなさい;)

最近の盲腸は「単孔式腹腔鏡手術」で傷口もキレイ!

手術は「単孔式腹腔鏡手術」(開腹手術と違いお腹を開かずに、おへその下に1か所だけ小さな穴を開けて手術をする)で行われました。

執刀医の先生から手術前に「膿が取り切れなければ3か所になるかもしれないけど、女の子だからね。なるべく小さく、傷が目立たないようにするからね。」とおっしゃっていただきました。

インターネットで調べると「腹膜炎」の場合は3か所穴を開ける病院が多いようで、本当に腕利きの先生でよかったね~と姉と話しました。

半年くらいで傷が目立たなくなりキレイになりました!先生ありがとうございます~!!

小さい子どもの盲腸はお医者さんでも発見が難しいので要注意!

看護師の資格を持つ姉に聞いたところ、「年齢が低いと盲腸の発見はとても難しい」そうです。CTやエコーの読影(画像を見て病気を見つける)こともスキルが必要で、お医者さんなら誰でもできるわけではないそうです。

また、小さい子どもは、自分の症状を正確に訴えることがむずかしいので発見が遅くなりがちです。

うちの子も診察の際、


先生におなかグイグイおされても我慢して「痛い」と言わなかった
・どこ痛い?と聞かれても、はっきり答えられない(わからない様子)

とはっきり症状を伝えられず、先生方も診断に困っている様子がありました。

「痛いところは痛いと言わないと先生がどんな病気かわからないよ」と私が言ってから、

やっとお腹を押されて「痛い!」といえるように。。

盲腸というと「右下腹部」が痛くなるイメージが強いですが、

「みぞおち、おへそ辺り」から痛みが始まり、右下腹部へと痛みが移っていくのが一般的だそうです。

まとめ:小さな子どもがお腹をとっても痛がった場合

もしあなたのお子さんが「おなか痛い」と言ったとき、いつも一緒にいるお母さんやお父さんから見て、

  • 痛がり方が尋常じゃない
  • 眠れないくらい痛い

などの症状があった場合、

お医者さんが「胃腸炎」「便秘」ではと言われても、過信せず、経過を注意深く観察してあげてください。症状が治まらない場合は、早めに再受診しましょう。

小さなかかりつけ医でCTなどの検査機器がない場合は、「盲腸の検査を受けたい」と言って紹介状をかいてもらい、小児外科のある大きな病院で早めに受診する必要があります。

参照:静岡県立こども病院小児外科HP
「病気の解説こどもの虫垂炎(いわゆる盲腸)について」
http://www.shizuoka-pho.jp/kodomo/sp/res/appe.pdf#search=’%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82+%E5%85%A5%E9%99%A2+%E7%9B%B2%E8%85%B8′

参照サイト:東京ベイ浦安・市川医療センター
「小児外科医から見た急性虫垂炎〜お子さんのお腹の痛みは”盲腸”じゃありませんか??〜」
https://tokyobay-mc.jp/pediatric_surgery_blog/web04_07/

※注意:他の病気の可能性もありますので、腹痛=盲腸というではありません。

この記事が参考になりましたら幸いです。

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不妊治療の末授かった2児の母。プログラマ→ワーホリ→金融系会社→不妊治療→在宅ワーカー6年目。個人投資(FX、株)もやっています。不妊治療や子育て情報、ブログ運営、投資情報など幅広く発信していきます。

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