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子どもの心に届く効果的なコミュニケーション方法

子どもに何度も同じことを言って疲れていませんか?

私は2児(3歳、6歳)を子育て中ですが、長女が2-3歳のイヤイヤ期の頃から子どもとのコミュニケーション方法に悩んできました。

小さな子どもって、

  • 親のやって欲しいことは何度いっても自分からやらない
  • 親のやって欲しくないことは何度いってもやっちゃう

ですよね?

毎日同じことを言うことに疲れて、何とかならないかと子育て本を読み漁ったり、コミュニケーション講座に通ったりして学んできました。

てらねこ
子育てはとにかく忍耐の連続…そしてボカーンって爆発して怒りすぎちゃって自己嫌悪…

なんて子育てあるあるですよね。

今日は、先日参加した『親子コミュニケーション講座』で学んだ

「子どもの心に届く効果的なコミュニケーション方法」

について、気づいたことなどをシェアしたいと思います。

この記事を読んだらわかること

  • 子どもの行動を変える効果的な方法
  • 子どもの悪事に対する親の対応方法
  • 親も人間!を子どもに伝えることの大切さ

同じような悩みを抱えるパパ・ママさんに読んでいただけたら嬉しいです。

飛べる目次

子どもの心に届く効果的なコミュニケーション方法

子どもが何度言っても行動を変えてくれないときのコミュニケーション方法についてお話します。

・子どもになんど言っても行動を変えてくれない…

子どもになんども同じことを言っても聞いてくれないときは、伝わらない理由がきっとあります。

例えば、

  • 外から帰ったら手を洗ってうがいをしよう
  • おもちゃを片付けよう
  • 靴をそろえよう

子どもからしたら、

てらねこ
外から帰ったら手を洗ってうがいをしよう

子の気持ち:家に帰ったら少しソファでゆっくりしたい…

てらねこ
おもちゃを片付けよう

子の気持ち:まだまだ遊びたい…

てらねこ
靴をそろえよう

子の気持ち:なぜ靴そろえるんだろ…

かもしれません。

「何度言ってもわからない」⇒イライラする・怒るよりは

「何度言ってもわからない」⇒伝わらない理由がある

と考え、ブロックしているものが「なにか?」を考えてみましょう。

 外から帰ったら手を洗ってうがいをしよう⇒家に帰ったらソファでゆっくりしたい

この場合の声かけとして、

親:「家に帰ってきたら手を洗って、うがいしようね」

子:黙ってソファーにゴロン…

※ここで「聞いてるの?!」や「こら、早く手を洗いなさい!」「何回同じことを言わせるの!?」と言うのではなく…子どもの様子(表情や態度)をできるだけよく観察して、子どもの気持ちに察しをつけます。

疲れた様子があれば、

親:「疲れたからちょっと休みたいのかな?」

子:「うん、今日いっぱい遊んだから疲れちゃったんだ」

親:「いっぱい遊んだから疲れちゃったんだね?」(能動的な聞き方)

子:「ちょっと休んだら、手を洗ってうがいするよ!」

親:「わかった。手を洗ったらおやつにしようね。」

これだとお互いハッピーですよね。

 おもちゃを片付けよう⇒あとで遊ぶからそのままにしたい

リビングにちらかったおもちゃを片付けてほしいとき、

親:「さぁおもちゃを片付けよう!」

子:「嫌だよ~まだ遊びたいよ~」

※ここで「もうおしまい!」「もう出かける(寝る・ご飯の)時間だよ!」「早く片付けよう」という声かけの前に…

親:「まだ遊びたいの?」(子どもの気持ちを受け止める

子:「うん!これをこうして、ああしたいんだ!」(子どもの気持ちを引き出す

親:「オッケイ!じゃこれをこうして、ああしたら、お片付けしようね?」

子:「わかった!いいよ^^」

なんて感じで、上手くいくかもです。

お子さんがうまく自分の気持ちを言葉にできない場合や、際限なく遊びたがる…なんて困った場合もあると思います。

自分の気持ちをまだ言葉にできない場合は、こうかな?ああかな?と察して

「まだ遊びたいのかな?」

と言葉にしてあげると、うなづいて自分の気持ちを伝えてくれたりすることも。

また、際限なく遊びたがる場合は、

「〇〇ちゃんが、おもちゃを出したまま遊んでいると、お出かけできなくて(ご飯が食べられなくて、寝る時間なのに寝れなくて、踏んづけちゃってetc)ママ困っちゃうな~><」

と、子どもの行動が自分にどういう影響があるのかハッキリ伝えます。

小さな子どもは、自分の取っている行動が、他人にどういう影響を与えているか、まだわかっていません。

大好きなママ・パパが困っている!と知ると、意外とあっさり行動を変えてくれることもありますよ^^。

 靴をそろえよう⇒なぜそうしないといけないのかわからない

帰ってきたら靴をそろえて欲しいけど、なんど言ってもそろえてくれない。

親:「靴はこうやってそろえるんだよ」(教える)

子:「わかった~」

…全然そろってない;

親:「靴をそろえておくと、玄関がキレイで気持ちが良いし、次にお出かけするときに靴がはきやすいよ。」(やってほしい理由を伝える)

子:「わかったよ~!」

…何日かすると忘れる;

親:「○○(子どもの名前)が靴を揃えないでそのままにしていると、ママがいつも揃えなくちゃいけなくて大変(悲しくなるん)だよ」(自分への影響(感情)を伝える)

子:「あ、そうだったんだ。わかったやるよ~!」

…数日はそろっていても、習慣化しない時は、

100均で靴の中敷きを買ってきてお子さんの靴サイズに合わせて切り、玄関の靴を置いてほしい場所に張るなど、「環境改善」で対処する方法もあります。

親:「ここが○○ちゃんのお靴の場所だよ!ピッタンコできるかな?」

子:「うん!できるよ~♡」

我が家はこれでうまく行きました^^

 子どもの悪事に対する親の対応方法

つぎは子どもが悪いことをしたときの対処方法についてお話します。

例えば、

・子どもが親のお財布からお金をとった

親が気づいたとき、「まさか自分の子どもがそんな悪いことするなんて!」と血の気がさがるほどショックを受けますよね。

「なんでそんな悪いことしたの!!」と叱る前に、

「なぜ子どもはその行動をとったのか」を考えてみます。

・欲しい物が買いたかった

・お小遣いが足りなかった

理由は他にも色々考えられるかもしれません。

そして、まず親がすべきことは、

・子どもがなぜその行動をしたのか理由や聞いて、受けとめる

・子どもの行動で親がどういう感情になったかを伝える

お互いに気持ちが落ち着いたら、今後起きないようにするにはどうしたらよいか一緒に考えます。

・お小遣いが足りているか

・お小遣いを月払いにするか週払いにするか

・お小遣いでは足りないものが欲しくなったときどうするか

などなど。

子どもとよく話し合って、お互いが納得できる案を探します。

お互いが納得した案をやってみて、うまくいかなかったら、再度話し合いの時間を持って案を見直します。

子どもが悪いことをしたときは、親はガツンと言わなきゃ(こらしめなきゃ)と思ってしまいがちです。

怒ってしまった場合は仕方ありません。

ですが、もし怒りすぎたな~と後悔する気持ちがあれば、自分の気持ちが落ち着いてから「さっきは怒りすぎてごめん」と謝りましょう。

親が素直に謝ると、子どもは「親も間違うことがあるんだ!」という気づきとともに「自分を対等な人として見てちゃんと謝ってくれた」と嬉しくなります。

そして、自分の怒りの感情の裏側にある気持ち(裏切られた気持ち、悲しいetc)を掘り起こして、

「○○がお金をとるなんて、本当に裏切られたような気持ちになって悲しくなった。」

と、ストレートに自分の気持ちを伝えてみましょう。

子どもは「自分のした行動」親の気持ちを傷つけた⇒悪いことをしたんだ、と心から気づきます。

もちろん、万引きや暴力など法律を侵すようなことは、

「絶対にやってはいけないこと」⇒やったら人生がどうなるか

と真剣な表情でしっかり伝えることが大切です。

親も人間!親の気持ちを子どもに伝えることの大切さ

小さい子どもは「親」=「絶対的な存在」で、親ナシでは生きていけないと思っていますよね。事実、小さな乳幼児は親がご飯を食べさせてあげないと生きていけません。

親も一緒で「子」が「親の保護」ナシでは生きていけないと思ってしまいがちです。もちろん生まれてから成人するまで、親は子供の保護責任者で衣食住の提供はもちろん、子どものやらかすことの責任を負います。

でも、

親(権力者) > 子ども(下部)

ではありません。

基本的に生まれた時から、

親(人間)= 子ども(人間)

です。

自分の子どもを一人の人間であることを認識して子育てすることが大切だと思います。

どんなに小さな子どもでも「自分のやりたいこと」が必ずあります。

親が小さな時から「それはダメ」「あれはダメ」と摘み取ってしまうと、

・やりたいことがわからなくなる

・やりたいと思ってもどうせできないから初めからあきらめる

・成長してからは「ダメ」という親に相談することをあきらめる⇒親を解雇する

なんて悲しいことになってしまいかねません。

そうならないようにするには、「親」=「権力者」ではなく、「親」=「一人の感情のある人間」であることを子どもに示すことが大切です。

子どもがした行動に対し、「ダメ」ではなく「悲しい」「困る」「傷つく」「心配」と自分の感じている気持ちをストレートに言葉で伝えます。

そうすることで「親の権力」で子どもを動かすのではなく「子どもが自発的に行動を変える」ことを待ちます。

もちろん「子どものやりたい」気持ちが強ければ、親の思うようには行動が変わらないこともあります。その場合、親は「一人の人間の意志」として受け入れる必要があります。

まとめ:子どもの心に届くコミュニケーション方法

結論として、子どもの心に届く効果的なコミュニケーション方法とは、

・子どもの気持ちをまず受け止める

・子どもの行動が親に与える影響(感情)をストレートに伝える

・解決策を一緒に考える

・子どもが思い通りにならないことを親が知る

この方法を取ることで、「親の権力」で「子どもを押し付ける」のではなく、「子ども」が「自分のやりたいこと(意志)」を尊重することができます。

そして「自分が価値ある人間」だと思える=「自己肯定感」の向上にもつながります。

以上です。

参考になれば嬉しいです。

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